在来工法(木造軸組工法)は、柱・梁・筋交いを組み合わせて構造をつくる、日本の伝統的な木造建築方式です。現在でも多くの木造住宅がこの在来工法で建てられています。
■ 在来工法の特徴①:間取りの自由度が高い
柱と梁で建物を支えるため、内部の壁は比較的自由に配置できます。
そのため、リフォームや間取り変更がしやすく、後の設備更新や部屋の変更にも柔軟に対応できます。
■ 在来工法の特徴②:将来の変更・増改築に強い
構造となる柱・梁を残せば内部の改修がしやすく、設備・内装の変更にも柔軟です。
日本では中古住宅のリノベーションも多いため、在来工法の柔軟性は大きなメリットになります。
■ 在来工法の特徴③:地震に強い構造
筋交いや耐力壁を適切に配置することで、地震に対して強い構造をつくることができます。
現代では金物工法や構造計算により、在来工法でも高い耐震性能が確保されています。
■ 2×4工法との違い(比較表)
| 項目 | 在来工法(軸組) | 2×4工法(枠組壁工法) |
|---|---|---|
| 構造 | 柱・梁・筋交い | 壁で支えるパネル構造 |
| 間取りの自由度 | ◎ 高い | △ 固定的で制限あり |
| リフォーム適性 | ◎ 変更しやすい | △ 壁量の制限が多い |
| 工期 | △ やや長い | ◎ 比較的早い |
| 耐震性 | ◎ 設計次第で高い | ◎ 仕様で均質に確保 |
■ 在来工法が日本で主流である理由
- 地震が多い国土に合わせやすい
- 大工文化が根付いている
- 住宅のリノベーション文化が強い
- 間取り変更が多い生活様式に向いている


コメント